新聞社見学

2002年10月21日
今日(日曜日)は社会見学の一日。


あるマスコミ就職サイトで知り合った新聞社志望の子の知り合いが某スポーツ新聞に勤めており、その仕事場を見せてもらったのだ。


向かったのは、午後三時のオフィス。


・・・やけにのんびりムードだ。


今日は競馬の菊花賞ということで、あちらこちらで
テレビの実況に見入る人がいる。


整理部の女の人は、スポーツ新聞を飲みながらパンをかじっている。


聞けば、この時間帯はいつも暇らしい。
(もちろん仕事をしてる人の方が多いけど、追われてる雰囲気はまったくなかった)


その後夜にかけてが、編集会議があったり、記者から送られてくる記事をチェックしたりで、出稿時間に向けて忙しくなるとのこと。


整理部の人が、レイアウト用紙片手に、手書きでレイアウトを試行錯誤していた。

いや〜何とも懐かしい光景だ。


かつて大学のスポーツ新聞サークルで、同じくレイアウト用紙片手に、ない頭を使ってレイアウトを考えていた頃が蘇る。

僕はレイアウトが本当に苦手だった・・・。


発想力とかこれっぽっちもないから、プロのスポーツ紙やら他大学から送られてくる新聞やらを見て、「これっ!」って思ったやつを流用して使ってたもんです。

確かに100%いい方法とは言えないけど、ウチのサークルのスポーツ新聞では大したレイアウトはしてなかったし、それよりもいいものに触れて「あ、こんなのもあるんや!」って気づく方が重要かな、と(何とも言い訳くさいが・・・。)
見学はその後も続いた。

労働組合の事務所で育児休暇やら福利厚生やらの話を聞いたり、巨大な輪転機のある部屋で、おそろしく太いロール紙が何十本もある光景を見つめたり。

どれもこれも初体験だったので、興味深かった。
それにしてもこの会社、皆が僕達に親切にしてくれた。
暇な時間帯に訪れたっていうのもあるだろうけど、
会社の雰囲気そのものが和気藹々って感じだった。



労働組合の事務所で休んでいる時、僕は前から気になってたことを、今日案内してくれた社員さんに聞いた。


ここのスポーツ新聞は、一体どれくらい、東京の本社から記事を流用しているのか、と。
やはり海外スポーツの取材は、東京本社の人間しか行かないのか、と。
「東京からは結構な割合で記事をもらってるねえ。
大リーグなどの海外スポーツの取材は、東京の人間が行ってるよ。うちの記者は、地域柄、やっぱり関西のスポーツを取材してるね。阪神とか、競馬とか。ただ、人が足りない時は応援に行くこともあるけど」

それが彼の答えだった。
将来的には海外にも飛び出したいと思っている僕。

そのチャンスを掴むには、思ったとおり、東京本社の方を受験するしかないようだ。
今年もそうだったが、来年もまた、最初の筆記から自費で東京に行くのか・・・。


あ〜バイト、もう一つ探そうかな・・・。
今のバイトだけじゃ絶対足りない。
9月なんて、月に17日入ったのに、月給5万6千円・・・。
一日平均4時間ちょっとしか働けないのがイタい。


せめて一ヶ月8万は稼ぎたいと思う、雨上がりの午後。




コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索