いざ名古屋へ

2002年9月24日
というわけで、金もないのに名古屋へ繰り出しました。


というのも。
サークルの一つ上の先輩が、名古屋のNHKで働いているのです。


加えてその先輩は、一年目のマスコミ受験は僕みたいに全然成果を上げられず浪人したけど、2年目は読売とNHKに内定、毎日新聞が最終面接辞退という
飛躍を遂げた人でもあるのです。

来年の新聞社受験に向けて、「マスコミで働く人にたくさん会って、受験のアドバイスをもらったりその人が働く会社の実情を聞く」っていう一つの目標を立てている僕。

その第一歩として、身近な存在でかつ実際にマスコミで働いているその先輩に会いに行ったわけです。


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朝7時前の新快速に乗り、10時半過ぎには名古屋へ着いた。

そこから地下鉄を使い、名古屋の中心(らしい)・栄へ。

地下鉄を降り、地上へ出る。

思ったより人は少なく、市街地の造りもわりとゆったりしていた。

三越の前で目的の先輩と、たまたま名古屋に遊びに来ているもう一人の先輩を待つ。

2人は寝坊したらしく30分近く待たされてしまったが、何とか合流し、僕らは「山本屋」という味噌煮込みうどんの店に入った。
(先輩曰く、名古屋では、味噌煮込みうどんといえば山本屋らしい)


メニューを見てビックリ。

「高い!」

普通の味噌煮込みうどんでも1000円強、名古屋コーチン入りになると2000円。

一番安いのにしようかと思ったが、先輩が「俺のおごりや!どうせならええやつ食っとけ!」とさかんに言うので、その言葉に少し甘えてちょっと高めの「かしわ入り」を頼んでみた。


感想。
麺が少々固かったような気がしたけど、値段相応にうまかった。

けどどの店に行っても味噌煮込みうどんはこんな値段なんでしょうか・・・?

腹いっぱいになり、僕らは近くのカフェに入った。
しばし雑談した後、僕は春に受けた新聞社のESのコピーと作文を取り出し、先輩に見てもらった。

一読しただけで、先輩は言った。

「お前がどんな人間なのか全然見えてこないよ」

その言葉に始まり、先輩は色々な指摘をしてくれた。


作文では、誰でも知ってるような一般論に終始してること。
前振りで大半の行数が埋まってしまっていること。
どんな作文題にでも応用できる「ネタ」を必ず作っておくこと。
ESもそうだが、自分の体験談や具体例が全然書かれていないこと。
またそれらを書くことによって、自らのキャラが浮き彫りになった個性的なものができること。
そして面接官は、受験者がどういった人間なのかを知りたがっていること。
ESだけで自分という人間が分かるくらいのものを書仕上げれば、面接では他の事を質問されるので、ESに対する突っ込みをされるより有利なこと。
自分史を洗い出せば、意外なところに使えるネタが転がっていること。

等等。

非常に有益な話ばかりだった。

同じサークルにいる時から「この人はできる!」と思っていたし、さすが受験2年目には受ける所みな最終まで行っただけある。


もう一人の先輩(その人は今、某コーヒー会社で働いている)も、厳しいながらも的確なアドバイスをくれた。
行ってよかった。
やるべきことが見えてきた。
何だかモチベーションが上がってきた。

この成果を無駄にしないためにも、後は頑張るのみだ。

幸い来年の春まで、それなりの時間はある。

ポジティブな未来を信じて・・・・。


先輩二人からの教授が終わり、パルコへ服を見に行った。

パルコの前では、西武優勝記念のセールをやっていた。


名古屋と西武。

この2つが何とも結びつかず違和感を感じたのは僕だけでしょうか・・・?


それと。


名古屋にはオネエ系というかキレイ目な格好をした女性がやけに多い。
いや、「ゴージャス系」とでも言うべきか。
ブランド物も目立つし。

さすが、金の豪快な使い方では他の追随を許さない名古屋ならではというべきか。

まあそんな格好してるのは、お嬢様女子大に通う裕福な女子大生が多いんだろうけど。


帰りは新幹線。
今日もバイトが入っていて、行きと同じように鈍行を使っていては間に合わない。
金欠なので使いたくなかったが、やむなく久々の新幹線に乗った。


今日の行きと帰りで、交通費1万3000円が飛んで行った。


あ〜せめて学割をとっとけば良かった。


明日からはひきこもり生活でしょう・・・。




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